人気ブログランキング | 話題のタグを見る
トップ

FC東京などについての戯言。1974年生まれのパラサイトシングル(男)がお送りします。
by y.tokio
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
今季のバレーボールチーム
 今度の土曜日と日曜日は、我らがFC東京バレーボールチームのホームゲーム!Vプレミアリーグは昨年12月24日、熊谷でサッカーの天皇杯準々決勝が行われている裏で開幕。8チームで争われる3回戦総当たりのリーグ戦…今季はオリンピックがある関係で、例年より1巡少ない…は最初の1巡目を終え、東京は3勝4敗の5位という成績で2巡目に突入します。
 シーズン前は昨年10月に悲願だった?国体初優勝を果たし、12月には天皇杯でファイナリストとなり賞金400万円を獲得。嬉しい話題がある一方で、長年に渡りチームを支えてきた大庭の不祥事、プレミアリーグ昇格後はポイントゲッターの一人として活躍してきた鎌田の退団といった悲しい出来事も。特に大庭の件は、スポーツ紙などでも取り上げられてしまい、世間を騒がせることになってしまいました。チームを離れることになってしまった2人が今後、良き人生を送れることを…。
 4つの負けのうち、フルセットまでいった試合が2つ。共にファイナルセットでマッチポイントを取るチャンスが…大分三好戦にいたっては3度も…ありながらの敗戦。チームとして勝負弱さを垣間見せてしまったことは、非常に残念でした。大事なところで点を獲りきることができるようにならなければ、今季も入替戦行きになってしまう可能性は充分にあるでしょう。
 一方で個々を見れば、チームの目標であるファイナルラウンドに進出できる4位以内を狙えるだけの戦力はあるとも感じています。中でも手塚大の台頭は目覚ましく、パワフルなスパイクとサーブで鎌田が抜けた穴を埋めるどころか、怪我で出遅れていた昨シーズンのエース・上場雄也から完全にレギュラーを奪ってしまったほどの活躍ぶり。国体では予選から本選まで使われてきた彼のプレーを見てきた者として、その変わりように驚いているしだいで…。
 退団したゾボに替わる新外国籍選手は、ブルガリア出身のグラディナロフ・ミロスラフ、通称ミロ。204㎝とチーム歴代最長身を誇りながら、サーブレシーブをこなす器用さも併せ持ちます。彼の活躍なくして、東京の躍進はないでしょう。副主将の前田和樹は安定したパフォーマンスを見せてくれていますし、上場は途中からでも高いテンションでチームを盛り上げてくれます。アタッカー陣に関しては、上位チームと比較しても見劣りしないだけの面子が揃っているのではないでしょうか。レシーブの安定が求められる場面では三上圭治郎、橋場正裕、土屋雄太といった選手たちが重宝されることも。
 センターは昨シーズンに続き、レギュラーは加賀龍哉と山本雄史。速攻の迫力不足やコンビネーションでのミスが目に付くものの、課題とされてきたブロック力には向上の兆しが出てきたのは良い傾向。1セットあたりのチーム別ブロック決定本数では現在、東京が1位となってます。アタッカー陣のサーブが好調であることと相関関係がありそう。ここに木村泰輔、内定の衛藤英興といった選手たちが割り込み、ポジション争いが活性化することを期待。衛藤はチーム合流早々からメンバー入り。期待の高さの現われでしょうか。
 司令塔であるセッターは山岡祐也を軸に、流れを変えたい時などは山内隆宏を投入する形が基本。ほかにも今季からセッターに転向した杉崎大和、内定の高橋駿といった選手が控えます。巴特もいわゆる「B登録外国籍選手」としてリーグ戦に出られるようになったはず?個人的には高橋に注目してます。これまでセッターとして入団した選手は、多くがレギュラーに定着してますからね。
 リベロは今シーズンから、二人の選手を自由に入れ替えることができるようになりました。監督の坂本さんは、このルールを最大限に利用。山本洋平を中心に、所々でベテランの福田誉や内定の高志保匡といった選手を投入してます。よく練習を見ている方の見方では、腰に不安がある洋平の負担軽減策ではないか、ということ。誉が年明けから体調を崩し、メンバーから外れているのは心配なところ。チームには戻ってきているようですが…。
 
 昨シーズンまでは正直、プレミアリーグの常連チームに対し、埋め難い差を感じることも少なくありませんでしたが、昇格から3年目を迎え、明らかに力負けするようなことは確実に減ってきていると思います。勝利した豊田合成戦サントリー戦といった試合は、個の部分で相手を上回ることが出来ていました。相手方に多少の弱体化が見られるという要素もありますけどね。
 チームの力は上がってきたとはいえ、現状は中堅チームと互角に渡り合えるところまではきたかな、という程度。上記した勝負弱さや速攻の迫力不足など、危機感を持って取り組むべき課題は少なくありません。とりあえず全チームと戦ってみた感想としてはサントリー、豊田合成、JT、大分三好あたりと入替戦を回避できる6位以内、さらには4強入りを争っていくことになるでしょうか。期待と不安を共に抱きつつ、今シーズンも応援していきたいと思います。
# by y.tokio | 2012-01-27 04:27 | FC東京バレーボール
残り5試合
 【J1昇格への道:J2第34節】残り5節、秋の深まりとともに昇格争いはさらにヒートアップ(J's GOAL)

 山あり谷ありの長かったシーズンも残り5節。1年でのJ1リーグ復帰を目指す東京は、J2リーグ33試合を戦い終えた時点で19勝8分6敗、勝ち点65で首位。
 この成績に対する評価は色々あるでしょうけど、自分としては序盤の混乱状態から本当に良く立ち直ってきてくれたと思ってます、チーム内外から有形無形のプレッシャーを受けながら。たがが一ファンの自分ですら正直、かなりナーバスになってますからねえ。当事者意識の欠片もない方々から「もう決まりでしょう」とか「あのメンバーなら当たり前」とか安易に言われると、悪気がないことは十二分に承知していながらも、生まれて初めて人を引っ叩いてやろうかと思うほど(笑)
 昇格圏外の真下にいる4位の徳島とは、33節終了時点で勝ち点差7。東京が残り5試合で自力昇格を決めるために必要な勝ち点は9となります。得失点差は大きく上回っていますから、実質的には8ですかね。つまり2勝2分1敗以上の成績。対戦する相手は湘南、水戸、鳥取、千葉、札幌。
 湘南と水戸は、ここにきて調子を上げてきた感じでしょうか。この時期に湘南が昇格争いから脱落しているとは、個人的には予想してませんでした。JFLからの昇格初年度である鳥取は下位に沈んでますが、ホームで札幌に勝ったりしているんですよねえ。千葉は言うまでもなく、近年の東京にとっては天敵といえる存在。そして、最終節に控えるは後半戦の急上昇で、一気に昇格圏内へ食い込んできた現在3位の札幌。
 昇格を第一に考えると今後の試合、実は「勝つ」ことよりも「負けない」ことが大事になるかなあ、と思ったりしてます。東京が残り全試合を引き分けで終えると勝ち点70。ここまでいけば、簡単には抜かれることはないかと。これを徳島が抜くには、4勝1分以上の成績が必要になりますからね。
 とはいうものの、上位他チームの直接対決が鳥栖対徳島ぐらいしか残っていないのことを考えると、東京以外は全勝に近い成績を収める可能性は充分にあり…いや、昇格争いのプレッシャーがある中、そんな簡単に勝ち星を重ねられないだろうとは思うのですが、どうしても最悪の事態を考えてしまうネガティブな自分がいまして(苦笑)
 結局のところ、目の前の試合を一つ一つ、しっかりと戦っていくしかないという、あまりにも当たり前過ぎることをやってもらうしかないですよねえ、選手たちには。湘南戦は苦しいメンバー構成での試合を余儀なくされますが、新たに入る選手たちの力を借りて乗り切りたいところ。まあ、負けたところで順位は変わらないわけですから、ミスを怖がらずに思い切りやってほしいですね。
 本当はもっともっと書きたいことがあったのですが、上手くまとまりませんでした。どうやら、ブログの書き方を忘れてしまったようです(笑)一つ言えることは、自分としては今季のチームの戦いぶりに納得しているということです。全ての試合が終わった時に出た結果は、どんなものであれ受け入れられるかな、と思ってます。どんな最悪の結果であろうと。

だから、あえて…
# by y.tokio | 2011-11-06 10:16 | FC東京
我慢のしどころ
 J2リーグは6試合を終え、東京は2勝2敗2分の11位。ダントツの優勝候補とか、昇格大本命とか、J1でも戦える巨大戦力とか、某反町さん曰く「ずるい戦力」だとかいった高い前評判から見れば完全に期待外れの結果。それ以上に内容の悪さが際立ち、ファンの間で監督の大熊さんに対する不信感が頂点に達しつつあるように感じます。
 チームの不甲斐なさは自分も素直に感じますし、その責任を負うべきは大熊さんです。監督を交代することで、チーム状態が好転する可能性も否定しません。クラブは危機感を持ち、非常事態に備えて常にアンテナを張っておくことは必要でしょう。
 ただ、大熊さんに対しては、現時点では同情心の方が強いです。豪華なメンバーが揃っていると思われている東京。確かに今野、権田という現役の日本代表選手、森重、徳永といった代表経験選手が残留しましたし、課題だった得点力不足の解消に向けて外国籍選手のほかに、高松、谷澤、上里といった、それなりに実績のある選手たちも補強しました。
 しかし、一方で昨シーズンの後半戦は主力として活躍していた大黒とリカルジーニョはチームを去り、赤嶺はレンタル先の仙台に完全移籍。さらに、重松を福岡へレンタル移籍で出すなど、フォワードだけでも戦力として充分に計算できる選手たちを、実はかなり失っているわけです。
 攻撃陣のポテンシャルは上がったように見える半面、攻撃陣の組み合わせやコンビネーションは1から作り直し。当初から期待もありつつ、かなり不安があったことも確か。
 で、いざシーズンが始まってみると、コンディション不良や怪我による離脱が続出。結局、初戦は期待のブラジル人助っ人が先発することなく、出場停止の米本に加えてナオ、梶山も怪我から復帰できず。さらに、攻撃の軸として固定してきた平山が、震災による中断明けの千葉戦を前に練習試合で骨折して長期離脱が決定。怪我から復帰したばかりの高松を、すぐに使わざるを得なくなる羽目に。
 その高松まで、先日の草津戦で負傷して長期離脱。いつの間にか帰国していたホベルトも、長期の離脱が判明。一度は復帰したペドロ・ジュニオールも再び離脱。セザーは中断期間の一時帰国からの来日が遅れたことも影響しているのか、チームへの適応が遅れ気味。
 平山が離脱した際のBプランを用意するべきだった、との声も聞きます。しかし、ミニキャンプやPSMを行った中断期間のチーム状態を改めて見直してみると、高松は怪我明け、ペドロ・ジュニオールとナオは離脱したまま、セザーはなかなかコンディションが上がらず…。実際には、それほど選択肢があったように思えないんですよねえ。
 J2では規格外と言われることが多い東京ですが、現状は試合に勝ちきるだけの戦力が欠けているというのが自分の認識。確かに今野、森重と並ぶCBはJ1でも通じる組み合わせであり、全体的には、それなりの選手が揃ってはいると思います。でも、前線に関しては正直、相手チームの方が豪華な布陣だと感じることの方が多いです。
 選手の起用法や戦術、戦略に問題がないわけではないでしょう。でも、怪我人が多く苦しいチーム事情であることを、素直に認めることも必要じゃないかと。見てる方も、そして、何よりもチーム自身が。言い訳を嫌う人が多いので難しいかとは思いますけど、ただでさえ新加入選手が多く、連携の熟成に時間が掛かりそうだった上に、ゴールを奪える力を持つ選手が軒並み欠けている中、今の成績は仕方ない部分もある、と割り切ることも大事かも。
 ここは我慢のしどころ、と自分は勝手に思ってます。ある程度は離脱している選手が戻ってくるか、または現状のメンバーで点を取る形を作り上げることができるか…。必ず明るい未来が訪れると断言することはできませんが、何かを決めつけてしまうのは早過ぎるのでは?
 報道によると、チームは新しい形を模索している模様。その成果を湘南戦で出すことができれば理想ですし、楽しみでもあります。一方で流れが悪い今は、上手くいっていないところでの粘り強さを見せてもらいたいところです。
# by y.tokio | 2011-05-22 03:39 | FC東京
5月4日は…
5月4日は……


みどりの日
の日!

らしいです(笑)

 東京の現状についてブログを書こうとするものの、なかなかまとまらず、札幌戦の録画を確認。東京の選手がゴールを決めない試合なんて、ほとんど見返さないのですが(苦笑)不思議なもので、どうせスコアレスドローで終わると思って期待せずに見ていると、意外に悪くない印象だったりします。現場にいると当然、ゴールへの欲求が強くなり、選手のミスに対してもナーバスになりますよねえ。
 目の前の試合がつまらなく見える最大の要因は、やっぱりゴール前でのスリリングな場面が少ないからでしょうか。単純にシュートやクロスの精度を上げることが基本ですけど、素人目線で生意気ながら感じるのは、パスやセンタリングの出し手と受け手の意思疎通の不足。それぞれの要求を、もっとぶつけ合うことが必要かも。選手たちに聞けば、やっていると答えそうなことなんですけど…。そして、単に自分がやり易いだけではなく、対峙する相手にとって嫌なプレーを出来ているかということ。
 セザーは前半に巧の低いクロスを、アウトサイド気味に合わせた場面には可能性を感じました。得意のドリブル以外にも、あのようなプレーがもっと増えてくると期待大。ペドロ・ジュニオールはコンディションが戻れば、あんな簡単に転ばないはず…ですよね?高松はフルタイムで使えていないことだけが残念。最後まで出ることができれば、平山の穴は充分に埋まりそうなんですがねえ。
 谷澤は攻守に頑張ってくれてます。巧は守備面で若干、弱さが見える部分もありますが、攻撃的で気持ちが見えるプレーをしてくれるのは嬉しいですね。上里は少し足を痛めているみたいですが、セットプレーに課題を抱えるチームだけに、大竹と共にキッカーとして期待したいところ。

 芳しくないチーム状態で迎える、3年ぶりの東京ダービー。一時はチームの存続すら危ぶまれていた緑さんですが、リーグの支援を受けて一山を越えた以降は次々とスポンサーが決まり、J1昇格を視野に入れるまでに急回復。今季こそ開幕から3連敗とつまずき気味ですが。実際に試合を見ているわけではなく、ネット上の評価を眺めただけですが、昨シーズンを通して確立したスタイルはあるものの、引いた相手からなかなかゴールを奪えずに苦しんでいる…とった感じでしょうか。
 反対に東京は主力選手に負傷離脱やコンディション不良が目立ち、スタイルの熟成がなかなか進まず。大熊さんはハードワークができる下地を作った上で、選手が個々の判断力で互いの個性を生かし合うことを求めているように思います。そんな方針が結果的に、選手の迷いを生んでいるのかもしれません。ゴールや勝利という結果が出て自分たちのサッカーに自信が出てくると、一気に歯車が噛み合い出す気もするんですが…。
 中3日でチームが劇的に変わるとは考えづらいところですが、ゴールや勝利という結果が出て自分たちのサッカーに自信が出てくると、一気に歯車が噛み合い出す気も。それがダービーという特別な舞台なら言うことなし。もちろん、浮上のきっかけにしたいという思いは、向こうさんも同じでしょう。
 まずは計算できる守備の部分で頑張ること。高松がいるうちにセットプレーで先制…なんて展開が理想ですが、流れが悪い現状で、そんなに都合良くはいかないでしょう。終盤まで膠着した場合、ベンチスタートになりそうな谷澤の使いどころが鍵になりそう。

 まあ、どうでもいい理屈をこねるのは楽しいわけですが、とにかく

ヴェルディだけには負けられない!
は、東京ファンなら当たり前。

俺たちの力
見せてやろうぜ!!

# by y.tokio | 2011-05-04 00:21 | FC東京
Vプレミアリーグ墨田大会直前!
 明日からの2日間、東京・錦糸町の墨田区総合体育館にてV・プレミアリーグ墨田大会が開催されます。我らがFC東京バレーボールチームのホームゲームです。1月29日(土)はサントリーサンバーズ、30日(日)は堺ブレイザーズと対戦。当日は東京ドロンパが来場するなど、さまざまなイベントもある模様。また、東京ファンを対象としたチケットの優待割引もあり

 昨年12月から始まった4回戦総当たりのリーグ戦は、墨田大会で対戦相手が2巡。全28試合の半分を終了します。我らがFC東京バレーボールチームは、ここまで12試合を戦って5勝7敗。すでに昨シーズンの勝ち星に超えています。正直、これほど勝てるとは予想外。ファンとしてはあるまじき感想かもしれませんが(笑)
 九州・宮崎で開幕を迎え、翌週は北海道。その後は大阪、高知、広島、富山という東京在住の選手たちにとっては、なかなか厳しいスケジュール。これに比べれば期間は長いとはいえ、サッカーのJ2リーグは少なくとも、2週に1度は東京で試合が見られる分、マシじゃないかと思ってしまいますね。 
 ここまで東京のリーグ戦は11試合を現地で観戦。各大会を軽く振り返ってみたいと思います。素人である上にかなり興奮しながらの観戦ゆえ、その内容の正確性については一切の責任を負えません。というか時間が経っていることもあり、細部に関しては殆ど覚えていません(笑)ご容赦ください。試合の詳細はFC東京バレーボールチーム公式サイト(2010年の試合結果2011年の試合結果)とVリーグ公式サイト(V・プレミアリーグ男子 2010/11試合結果)を参照のこと。

第1週 宮崎(2010年12月4日、5日)
 開幕戦の相手、JTサンダースはオフシーズン、国体やサマーリーグでことごとく苦杯を喫した相手。個人的に相性の悪さを感じていたこともあり、半分冗談半分本気で、今年の裏テーマは「打倒JT!」なんて考えてました。最低でも一つは白星を…なんて思っていたらセットカウント3対1で勝利!初戦でいきなり目標を達成してしまうとは(笑)
 翌日は東レアローズと対戦。全日本の選手を多く抱えているためか、リーグ戦はスロースターターの印象があるため、前日の勢いのまま連勝といきたいところでしたが、1対3で敗戦…。調子の上がらないゾボに替わって入った上場の奮闘で奪った1セットが収穫だったでしょうか。コート内だけではなく、控えにいる時にも見られた彼の気迫が最も印象に残ってます。

第2週 函館(2010年12月11日、12日)
 九州で行われた開幕戦の翌週が北海道という、なかなか素敵なスケジュール(苦笑)チームは移動に関して、リーグから充分な援助を受けられているんでしょうかねえ?初日は豊田合成トレフェルサと対戦。フルセットの末に敗戦。ファイナルセットは、先にマッチポイントを取っただけに、勝ちたかった試合…というか、勝たなきゃいけない試合。翌日はパナソニックパンサーズにストレート負け。デュースに持ち込んだ2セット目終盤にサーブミスを連発したのは残念でした。
 この大会、北海道出身の加賀と山内にとっては凱旋試合となりました。加賀は勝負所でフローターサーブをミスするなど、少し空回りましたかねえ。家族の前で力が入り過ぎたかも?山内は豊田合成戦に途中出場し、チームに流れを呼び込んでくれました。

第3週 堺(2010年12月25日、26日)
 初日の対戦相手であるサントリーサンバーズは、直前に行われたバレーボールの天皇杯にて優勝。一方の東京は中央大学に負けてプレミアリーグのチームで唯一、ベスト8に残れず。対照的な両チームの試合となりました。結果は何と、リーグ4連勝で首位を走っていたサントリーにストレート勝ち!特に第2セット終盤、加賀が立て続けにブロックを決めた場面は大盛り上がりでした。まあ、冷静に考えると、サントリーは天皇杯決勝から中1日、前週の金曜日に敗退している東京は中7日…コンディションの差が如実に表れたかもしれません。
 2日目は今大会のホームチームである堺ブレイザーズと対戦。幸先良く1セット目を先取した東京でしたが、その後は終始、主導権を堺に握られ、セットカウント1対3で敗戦。石島とエンダキのサーブが凄過ぎ…。この日は高校日本一になったという、梅花学園のチアリーディングチームが堺を応援。やっぱり、普段から鍛えている女の子約50人の声は威力抜群でしたね。あれは反則でしょ、なおきさん(苦笑)
 この週あたりから、ようやくゾボの調子が上がってきたように見えました。まだ、サーブの精度には、少しばかり問題があるようにも思いますが…。ようやく、シーズン前に見た動画のゾボが本人だったと納得(笑)

第4週 高知(2011年1月8日、9日)
 1月8日はゾボの誕生日ということで「ハッピーバースデー♪」で軽くお祝いした後に始まった、1stレグ最終戦となる大分三好ヴァイセアドラーとの一戦。ここまで全敗でオールストレート負けの相手に対し、今季初の得セットを与えてしまったものの、セットカウント3対1で勝利。内容的には4セット目で10点近く差をつけながら一時は追いつかれるなど、締まらない展開になったのは残念でしたが、プレミアリーグで唯一、実力的に負けていない相手から、しっかりと勝てたので良しとします。
 翌日から2ndレグに突入。函館でフルセットの末に惜しくも敗れた豊田合成トレフェルサと2度目の対戦。この試合もフルセットに持ち込まれながらも、最終セットを取りきって東京が勝利!プレミアリーグ参戦後、初の土日連勝を飾りました。フルセット勝ちも初めて?サーブレシーブに難があった前田に代わり投入された橋場が活躍。
 ちなみに勝利インタビューは2日間とも地元出身の山岡。最初から決まっていたような気もしますが(笑)故郷に錦を飾れて良かったですね。

第5週 広島(2011年1月15日、16日)
 初日の東レアローズ戦は、現地で観戦することができず。東京はストレート負け。翌日、豊田合成と試合した東レを見た感じでは、調子が上がってきた印象。ここから上位へ上がっていきそうに見えました。
 翌日はホームチームのJTサンダースと対戦。前日に続きストレート負け。この日はゴメスがサーブにスパイクに最後まで冴えまくり。2セット、3セットは取れるチャンスもあったと思いますが…。3セット目の終盤には、センターの加賀龍哉が足を捻って試合から退く羽目に。大事に至らなければよいのですが…。
 この週から山本雄史がメンバー入り。試合にも出場し、プレミアリーグデビューを果たしました。昨シーズンは怪我に泣かされ、1試合も出ることができませんでしたからね。今後の活躍に期待。

第6週 氷見(2011年1月22日、23日)
 初日は大分三好ヴァイセアドラーと対戦。この時点で未だにリーグ戦勝ち星なしの相手に、結果を見ればストレート勝ちでしたが、見ている方としてはストレスが溜まりまくる内容。とにかくコンビネーションが合わず、しっかりとミートしたスパイクが非常に少ない東京。サーブの調子がそれなりに良かったことは幸いでした。何よりも大分三好側のミスに助けられましたかね。3セット目の終盤、交代で入った阿部篤史が決めた2本のスパイク、山本雄史の2得点が唯一の盛り上がりどころとなりました。
 翌日はパナソニックパンサーズ戦。前日の豊田合成戦に敗れて3連敗中の相手でしたが、あえなくストレート負け。コンビネーションは前日よりも良かったように見えましたが、一方でサーブの出来が悪く、掴みかけたリズムを自ら手放す場面が散見されました。この試合で山本がプレミア初先発。悪くなかったと思います。チャレンジリーグMVP、完全復活といって良いかと。
 この2日間は広島大会で足を怪我した加賀に加えてキャプテンの橋場、ベテランの大庭といった選手が不在。代わりに杉崎大和、土屋がメンバー入り。そして上場が今季初先発。しかもポジションは本職のオポジットではなくセンター。今後も?

 5つの勝ち星は、元フランス代表のゾボなくして挙げることはできなかったでしょう。一方で気分屋というか安定感に欠くところがある彼の調子が悪い時、アジア大会に日本代表として出場した上場が控えているのも大きいですね。上場はサブゾーンを積極的に盛り上げる姿勢があるのも好印象。これまでの東京には物足りない部分でしたから。彼らに加えて前田、鎌田という攻撃力のあるアタッカー陣を並べたことで、サイドアウトを取る力は向上しました。
 多くの数値でリーグ下位に位置する東京ですが、サーブ効果率だけは第6週を終えた時点で2位を記録。これが東京の命綱になっているといっても過言ではないかと。アタッカー陣の攻撃的なサーブだけではなく、何気に加賀のフローターサーブが利いてます。良いサーブが入ることで、一気に試合の流れを掴める場面が以前に比べて多くなったと思います。
 もっとも、色々な面で上位チームと力の差があるのは、素人目に見ても明らか。サーブレシーブの正確さ、センター線の速攻の安定感、ブロックの強さなど…残念ながら、同じリーグに属しているとは思えないほどレベルに違いがあるのは相変わらず。この差は選手自身の問題以上に、練習環境の違いが大きいような気もするので、なかなか埋めることは難しいかもしれません…。
 現在、東京はリーグ7位。当初、個人的に思っていたよりは勝てているとはいえ、チームが目標とする16勝で4強入りはまだまだ遠く、チャレンジリーグとの入替戦を回避できる6位以内に入ることも出来ていない現状です。墨田大会はリーグ2位のサントリー、リーグ1位の堺という厳しい相手との対戦ですが、ホームゲームで勝利がほしいところ。
 東京でバレーボールチームの試合が見られる貴重な機会ですので、FC東京ファンの方々には是非とも会場に足を運び、選手たちを応援していただきたいと切に願っております。あなたの声が、手拍子が、拍手が選手たちをより高く跳ばせます!
# by y.tokio | 2011-01-28 04:11 | FC東京バレーボール