2005年ナビスコカップ予選第2節 対大分(ホーム)
昨日までは雨模様だった天気も回復。快晴の中で試合は行われました。相手は大分、大分といえば阿部。ここまでの3試合にフル出場しており、今日も先発出場。やはり複雑な心境です、敵方に阿部がいるなんて。
一方の東京は藤田が右SBで先発。控えには、故障明けの梶山が入っています。先日のサテライトでは存在感を示していたし、楽しみです。ノリオにも期待。ただ、ここに祐介も入ってきてもらいたいですねえ。明日のサテライトでは、アピールしてほしいところです。
で、試合のほうはスコアレスドロー。圧倒的にボールを支配した東京ですが、得点にはいたりませんでした。
前半終了間際、大分側がイエロー2枚一人退場。相手が10人になって、すぐにハーフタイムというのもついてなかったように思います。あそこで10分ぐらいあれば。結果的には、ただでさえ引き気味できていた相手の守備意識を、より強めてしまいました。あれならば、11人の方がやりやすかった気がするんですが。
引いた相手に対する攻撃…なかなか解消できない課題です。でも考えてみれば、これは日本のサッカーが慢性的に抱えている課題と同じ。簡単じゃないですよ。周りはシュートを撃てと…私も含めて…言うわけですが、あれだけゴール前に人がいるとねえ。
特に終盤は焦りもあったのでしょうか、ミスが目立ったように見えました。前のめりになったところを逆襲され、危うい場面もありましたし。嫌な流れだったんで、引き分けに終わったのはかえって良かったぐらいでした。
試合後の選手たちには、ゴール裏からブーイングが。まあ、仕方ないですか、結果を見れば。ただ個人的には、結構、収穫もあったかと。特に藤田は良かったです。小さな振りからでも、かなり切れのあるクロスを上げられますねえ、彼は。体が強いからでしょうか。あれに中の人たちが合わせられるようになれば、期待できそうに思います。
交代で入った梶山とノリオも、らしさを見せてくれました。ペナルティエリア内で梶山が見せたドリブルは、やっぱり変態でした(笑) ノリオのFKも素晴らしかったです。久しぶりに、良い感じで枠にいったんですが。あれが決まったら、盛り上がったでしょうねえ。
ナビスコカップの予選は、2節を終わって1敗1分。これって2003年と同じ成績ですね。この時には予選を突破。文丈と馬場の復帰も近いようですし、まだこれからです。ほかのサイトで「最悪の試合」という表現が使われてました。そこまでかな、とは思いますが、それだけチームに対する期待値が上がっているということ。来週はリーグ戦に戻り、神戸との首位決戦(笑) 先ほど、高速バスのチケットを手配を完了。良い試合が見れますように。
ところで阿部ですが、途中で足を痛めて交代。ゴール裏のコールに応えてくれた時にも足をひきずっており、ちょっと心配です。あの阿部コール&チャントには、人によって色々な思いがあったでしょう。私はとにかく来年、東京へ戻ってきてほしいという一心だけ。ほかには何もありません。
本人はこんな風に言っていますが、決断の時に良い材料となるよう、今後もアピールしたいところです。→こちらは駅の近くで見つけました。なぜか阿部が!…と思ったら、一昨年のポスターでした。うーん、やっぱり帰ってきてほしい!