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FC東京などについての戯言。1974年生まれのパラサイトシングル(男)がお送りします。
by y.tokio
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我慢のしどころ
 J2リーグは6試合を終え、東京は2勝2敗2分の11位。ダントツの優勝候補とか、昇格大本命とか、J1でも戦える巨大戦力とか、某反町さん曰く「ずるい戦力」だとかいった高い前評判から見れば完全に期待外れの結果。それ以上に内容の悪さが際立ち、ファンの間で監督の大熊さんに対する不信感が頂点に達しつつあるように感じます。
 チームの不甲斐なさは自分も素直に感じますし、その責任を負うべきは大熊さんです。監督を交代することで、チーム状態が好転する可能性も否定しません。クラブは危機感を持ち、非常事態に備えて常にアンテナを張っておくことは必要でしょう。
 ただ、大熊さんに対しては、現時点では同情心の方が強いです。豪華なメンバーが揃っていると思われている東京。確かに今野、権田という現役の日本代表選手、森重、徳永といった代表経験選手が残留しましたし、課題だった得点力不足の解消に向けて外国籍選手のほかに、高松、谷澤、上里といった、それなりに実績のある選手たちも補強しました。
 しかし、一方で昨シーズンの後半戦は主力として活躍していた大黒とリカルジーニョはチームを去り、赤嶺はレンタル先の仙台に完全移籍。さらに、重松を福岡へレンタル移籍で出すなど、フォワードだけでも戦力として充分に計算できる選手たちを、実はかなり失っているわけです。
 攻撃陣のポテンシャルは上がったように見える半面、攻撃陣の組み合わせやコンビネーションは1から作り直し。当初から期待もありつつ、かなり不安があったことも確か。
 で、いざシーズンが始まってみると、コンディション不良や怪我による離脱が続出。結局、初戦は期待のブラジル人助っ人が先発することなく、出場停止の米本に加えてナオ、梶山も怪我から復帰できず。さらに、攻撃の軸として固定してきた平山が、震災による中断明けの千葉戦を前に練習試合で骨折して長期離脱が決定。怪我から復帰したばかりの高松を、すぐに使わざるを得なくなる羽目に。
 その高松まで、先日の草津戦で負傷して長期離脱。いつの間にか帰国していたホベルトも、長期の離脱が判明。一度は復帰したペドロ・ジュニオールも再び離脱。セザーは中断期間の一時帰国からの来日が遅れたことも影響しているのか、チームへの適応が遅れ気味。
 平山が離脱した際のBプランを用意するべきだった、との声も聞きます。しかし、ミニキャンプやPSMを行った中断期間のチーム状態を改めて見直してみると、高松は怪我明け、ペドロ・ジュニオールとナオは離脱したまま、セザーはなかなかコンディションが上がらず…。実際には、それほど選択肢があったように思えないんですよねえ。
 J2では規格外と言われることが多い東京ですが、現状は試合に勝ちきるだけの戦力が欠けているというのが自分の認識。確かに今野、森重と並ぶCBはJ1でも通じる組み合わせであり、全体的には、それなりの選手が揃ってはいると思います。でも、前線に関しては正直、相手チームの方が豪華な布陣だと感じることの方が多いです。
 選手の起用法や戦術、戦略に問題がないわけではないでしょう。でも、怪我人が多く苦しいチーム事情であることを、素直に認めることも必要じゃないかと。見てる方も、そして、何よりもチーム自身が。言い訳を嫌う人が多いので難しいかとは思いますけど、ただでさえ新加入選手が多く、連携の熟成に時間が掛かりそうだった上に、ゴールを奪える力を持つ選手が軒並み欠けている中、今の成績は仕方ない部分もある、と割り切ることも大事かも。
 ここは我慢のしどころ、と自分は勝手に思ってます。ある程度は離脱している選手が戻ってくるか、または現状のメンバーで点を取る形を作り上げることができるか…。必ず明るい未来が訪れると断言することはできませんが、何かを決めつけてしまうのは早過ぎるのでは?
 報道によると、チームは新しい形を模索している模様。その成果を湘南戦で出すことができれば理想ですし、楽しみでもあります。一方で流れが悪い今は、上手くいっていないところでの粘り強さを見せてもらいたいところです。
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by y.tokio | 2011-05-22 03:39 | FC東京
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