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FC東京などについての戯言。1974年生まれのパラサイトシングル(男)がお送りします。
by y.tokio
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FC東京のファンであること
 噂になっていたSOCIOアンケート、我が家にも届きました。

 知っている人も多いとは思いますが、サポティスタの岡田康宏さんはテレビブロスで「サッカー馬鹿につける薬」というコラムを連載しています。8月3日発売の最新号では、東京ダービーの「灰皿事件」を取り上げていました。事件の経過が詳細にまとめられている上に、東京側の対応の問題点をかなり厳しい視点で指摘しています。ぜひとも読んでみてください。
 岡田さんはサポティスタにおいて、自ら行き過ぎを認めたほど熱心に事件を紹介していました。ブロスのコラムにも書かれていますが、これは事件の重大さに対する、マスコミの扱いがあまりに小さいことへの反発もあるように思います。特に日立台での柏と名古屋のサポーター暴力事件と比較して。もしかしたら、何か事情を把握しているのかもしれません。
 岡田さんの指摘は、あの事件に対してネット上で繰り広げられた主張をまとめたようなものであるように思います。スタジアムで傷害事件を起こしてしまった以上、そのような声を真摯に受け止める必要があるでしょう。コラムの最後は、こんな言葉で締められてます。

「サポーターに引きずられ自らの立ち位置を見失うクラブ。クラブに甘え自らの立ち位置を見失うサポーター。事件は起こるべくして起こったのだ」

 で、ここからは個人的に思うこと。このような外からの意見を聞くことは非常に大切。その一方で、外からは見えないこともあるはず。だから自分の立ち位置から見えるものも、大事にしなければならないと考えてます。
 岡田さんの視点は、私に様々なことを気づかせてくれました。東京を見る距離が近すぎたために、足元が見えない状態になっていたのかもしれません。特に私は、元々サッカーファンですらなかった人間ですから。でも近くで見ているからこそ、分かることもあると私は思ってます。岡田さんにも見えていない何かに、新米の東京ファンが気づいていると。
 サッカーは言うに及ばず東京に関する知識も、例えば岡田さんを100とすれば、私は0と小数点の後にいくら0を足しても足りないぐらいしかないでしょう。それでも私は毎週のように東京の試合を観にいくようになり、スタジアムで色々なものを感じてきました。
 そこで得たものは多分、無くなったところで東京に、ましてやサッカーに大した影響があることではないでしょう。それでも1人の東京ファンとして自分がスタジアムで感じ、考えたことを私は信じてます。岡田さんのコラムは、客観的に見て事件の核心を突いているのでしょう。しかし少ない年月ながらも実際にスタジアムで東京を応援してきた、私の見方は必ずしも同じではありません。
 その考えを、他の人に押し付けようとするなんてことは言語道断。あくまで、自分の中で消化し、スタジアムで行動する時の指針としていきたいです。もちろん、外からの意見を無視するわけではないですけど、過剰に左右されることがないようにすべきかと。私の立ち位置は、自分で決めます。当たり前ですけどね。

 さて、例のアンケート。色々な人が指摘されてますが、確かに(エ)の設問はねえ…。
by y.tokio | 2005-08-04 03:00 | FC東京
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