2007ナビスコカップ予選第5節 対横浜FC(ホーム)
携帯電話を忘れてしまい、スタメンが確認できないまま国立競技場に。「フレッシュなメンバー」とは…。
東京は平山とルーカスの2トップ?MFは右にナオ、左に信男。ボランチは梶山と伊野波。CBは今野と藤山。右SBは徳永、左SBがノリオ。GKは久しぶりに土肥が。控えには栗澤やワンチョペ、赤嶺、エバウドらに加えて森村も。
試合は前半に決められたFKの失点を守りきられ、0対1と敗戦…。一応、川崎戦から5人を入れ替えたということですが、正直言って中途半端な感じ。個人的にノリオのSBは嬉しいですけどね。勝って勢いをつけたかったのか、厳しい日程の中で選手を休ませたかったのか、新しい選手を試したかったのか、色々な意図があるんでしょうが…。
多くのファンが原さんに求めているのは、明快で分かりやすく、大胆な起用や采配だと思うんですよ。少なくとも私は。赤嶺は先発で使っちゃえば良いし、ナオが怪我をしたなら思いきって森村を投入しても良いし、栗澤やルーカスを休ませて小澤を入れても面白かったし、どうせ今野を前に押し出すならエバウドを投入しても…FKやCKの期待も増すでしょうし。今はチームというより、スタンドの雰囲気を変えるようなサプライズがほしかったです。
で、改めて思ったのは、やっぱりフォワードが多すぎるかもしれない、ということ。以前から感じてはいたんですが。これでも戸田やら阿部やら、随分といなくなってはいますけど。ぶっちゃけて言うとルーカスと平山、ワンチョペの3人のうち、誰か1人がいない方が…。もちろん、3人とも大好きだし、いなくなってほしい選手なんていませんよ。要するにチームの強化方針に疑問があるというわけです、今更ながら。
フォワード不足と言われた2005年。私としては、あの時の程度の層で充分だと思ったりしてます。フォワード登録はルーカスと戸田、祐介しかいなかったんですよね。途中でササの加入、阿部の復帰がありましたけど、彼らがいなくても良かったぐらい。当時はルーカスが怪我をした時は祐介に命を預ける、ぐらいの覚悟はありましたから。少数派だったでしょうけどね(笑)
前述の3人が2人だったら、赤嶺もチャンスが増えるだろうし…むしろ今は出番が少な過ぎる分、彼に対する期待が重すぎるようにも…誰かが怪我をしたら小澤やリチェーリに出番が回り、いざとなったら森村もフォワードが出来るはず。信男も本来はフォワードの選手ですし、場合によってはナオやノリオを使うのも…。
しかもルーカスにしてもワンチョペにしても平山にしても、良くも悪くも、個性が強くて違い過ぎ。誰が出るかによって、チームの方向性が変わってしまうほど。それぞれに周囲が合わせれば良い、と口で言うのは簡単ですが、今年の東京がなかなか目指すサッカーを定めることができない原因にもなってしまっているのでは。実は自分の中で、3人の優先順位は決まっていたりしますが…内緒(笑)
ナビスコの方は混沌としてきました。C組は大分が磐田に敗れ、横浜FCと並んで勝ち点9。東京は7。とりあえず最終節は、勝たないと始まらない、ということですね。ほかのブロックを眺めた感じでは、勝ち点10までいけば、2位でも予選突破の可能性は、決して低くないかと。
最も、その前にあるリーグ戦の方が、今の東京にとっては遥かに大切で厳しいわけですが。次の土曜日は、味スタにて千葉戦。