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FC東京などについての戯言。1974年生まれのパラサイトシングル(男)がお送りします。
by y.tokio
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急がば回れ…時には
 2007ナビスコカップ第6節 対横浜FC(アウエー)

急がば回れ…時には_c0039323_2391430.jpg 某局の受け売りじゃないけど「絶対に勝たなければならない戦い」のナビスコ杯予選最終節。もっとも2004年の制覇以来、ファンの間ではこのタイトルに対するモチベーションが、もうひとつ上がらない気もしますけど。
 東京は前線のマリノス戦から、大幅なメンバー変更。赤嶺が1トップで待望の先発!その下に栗澤。左にリチェーリ、右にナオ。ボランチは福西と伊野波。CBは今野と茂庭。右SBに徳永、左SBは金沢。GKは土肥。控えにはルーカスやノリオ、梶山、憂太ら。
 試合は前半、PKで失点した直後に赤嶺が1点目!そして後半、引き気味の相手ゴールを再び赤嶺がこじ開けて2点目!2対1で東京の勝利!同時刻に行われていた同グループの試合で、磐田が大分に勝ったことで、東京の決勝トーナメント進出が決まりました!
 今になってみると磐田が大分に勝ってくれたのは、やっぱり東京にとって非常に大きかったですね。予選突破のためには大量得点が必要だと言われていましたが、多少は調子が上がってきたとはいえ、今の東京が狙って3点目、4点目を、しかも守りを固めてくると予想される相手から獲るのは正直、厳しいでしょう。逆に無理な攻めで失点を重ね、試合を落としてしまうことの方が怖かったんで、個人的には1点差でも勝てれば、と思ってました。
 試合中、磐田が大分に勝っているという情報は、両チームのゲームプランに大きな影響を与えたはず。結果的には東京に良い影響があったかと。同点の展開で横浜FCは、引き分けで大丈夫という思いから、逆に失点を恐れてプレーが消極的に。一方の東京は、1点獲って勝てばOKとなったことで、攻めにいく中にも気持ちに余裕があったのでは。やっぱりお中元には、FC東京カレーにバモスせんべいぐらいは付けますか(笑)
急がば回れ…時には_c0039323_3274933.jpg そんな背景もあったためか、この試合では東京の選手たちから、いつになく丁寧に相手守備陣を崩そうとする姿勢が見られました。福西が先発した影響でしょうか。彼の意志を栗澤が、持ち前の運動の量と質で選手全員に広めていった…と表現してみたものの、あまり的を得てないですね。
 どんな時でも、この日のサッカーで押し切れるほど完成度は高くないでしょうけど、時には遠回りのように見えても、一つ一つのチャンスの質を上げていく方が、ゴールへの近道となるはず。だからといって繋ぐ事にこだわり過ぎると、痛い目に遭う事もあるわけですが。
 そんな攻撃を、2ゴールという最高の結果に結びつけた赤嶺の活躍は、本当に嬉しかったです。実は赤嶺待望論のようなものがファンの間で高まっているのをネットで見ていて、不安な気持ちもありました。そこまで期待し過ぎるのもどうかと。しかし完全に杞憂となりましたね。どちらも赤嶺らしく泥臭い、それでいて間違いなく美しいゴールでした。
急がば回れ…時には_c0039323_4203989.jpg で、攻撃はちょっとずつ…本当にちょっとずつなんでしょうけど…良くなっているように思うんですが、セットプレーが…。むしろ開幕直後の方が、得点の可能性を感じさせた気も。なんだかんだ言っても、中に平山がいたのは、相手チームにとって脅威になっていたのではないかという気が…。とりあえず、もう少し危険な匂いのするキックを増やしたいですね。
 すでに準々決勝の日程が発表になったわけですが、相手は横浜Fマリノス。アウエーは7月8日の日曜日。会場は…また三ツ沢!?チケットの一般発売は6月10日。争奪戦になりますかねえ…。ホームは7月14日の土曜日、味の素スタジアムにて。
by y.tokio | 2007-05-25 04:21 | FC東京
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