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FC東京などについての戯言。1974年生まれのパラサイトシングル(男)がお送りします。
by y.tokio
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高き壁
 練習試合 対ヴァンフォーレ甲府戦

高き壁_c0039323_20162589.jpg 初めての小平体験、おお、←これが青赤ポールですか! 東京では今年初の練習試合ということもあり、人もたくさん来てました。で、試合開始です。
 東京は噂の新システム「1ボランチ」でしたね。しかし甲府の速い潰しに遭い、1本目は機能していたとはいい難かったようです。高い位置で囲まれてボールを失い、危ない場面を作られていました。特に向こうのバレーは、デカイは強いは上手いわ。大宮にいないで良かったかも知れませんね。東京の攻めは個人の突破に頼るところが多く、パスミスも目立ちました。
 まあ東京の選手は、疲れもあったんじゃないかと思いましたけどね。甲府のスケジュールを見ると1月中に一次キャンプを終了。対する東京は今月の8日に石垣島キャンプを打ち上げ、小平での練習再開から3日目ですからね。動きの切れに違いを感じました。

 そして2本目に入ったわけですが、ここで東京の攻めが良くなってきました。1本目との大きな違いは、何と言っても今野から文丈に変わったボランチでしょう。
 相手の速いパス回しに振りまわされた今野に比べ、文丈は抜群の読みとポジショニングで対処。さらに積極的な動きでボールを奪い、チャンスを演出していました。正直言うと私、今まではなかなか文丈の良さを理解できなかったんですよ。でも今日のプレーを見て「この人、すげー」と思いました。1ボランチは今野で決まりと思われてましたが、これは文丈もありではないでしょうか。今野にとって、文丈の壁は低くないですよ。

 で、試合は石川のクロスをルーカスがヘッドで決めて先制!しかし甲府の小倉に返され、1対1。ここで選手が大幅に変わりました。多分、浅利の1ボランチで、トップ下に文丈と宮沢が入ったんだと思います。そして右SBにいた藤田が、石川の代わりに前へ。藤田の所には、センターバックだった前田が入りました。真ん中にいた栗澤は、交替した戸田の変わりに左サイドへ。
 トップ下に入った宮沢ですが、これはちょっときついんじゃないかと思います。決定的なスルーパスを出したりもしてましたが、あまり存在感がなかったように見えました。得意のサイドチェンジを出そうにも、あの位置では守備のプレッシャーが厳しすぎます。やはり宮沢は、ダブルボランチの方が生きるんでしょうか。個人的には今後、彼の出番があるのか心配です。

 新戦力では藤田が良かったかと。特にロングスローは多分、加地よりも上。プレーもなかなか力強かったです。栗澤も問題なしでしょう。ダニーロは随所に良さを見せていましたが、やはりケリーやルーカスほどは完成された選手ではないように見えました。昨年のルーカス以上に、長い目で見る必要があるかもしれません。左SBで出た鈴木健児は流石に気後れも見えましたが、積極的な上がりも見せていました。成長が楽しみです。
 3本目は浅利と宮沢のダブルボランチ。しかし練習生やユースの選手が交じり、あまり参考にはならない感じでした。うーん、やっぱり宮沢の出番が…。開始早々にオウンゴールで失点。終了間際に栗澤がキーパーからボールを奪い、どうにか同点で試合を終えました。

高き壁_c0039323_22312635.jpg 私の個人的な感想ですが、今のままだと1ボランチを最初から使うのはきついと思います。相手が引いて守ってくるのなら良いんですが。まあ、ジャーンと茂庭がCBに入れば、状況が変わるかもしれません。
 遠すぎますが→こちらはリハビリ中の梶山。まだ全力では動けない模様。時間がかかりそうですね。あせってほしくはないけど、早くみたいですねえ、梶山のプレーが。
by y.tokio | 2005-02-13 20:09 | FC東京
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