サッカーの方が今季最高の大一番を迎える裏で、FC東京バレーボールチームのVプレミアリーグ2年目のシーズンが宮崎にて幕を開けます。
昨季からの大きな動きとしては、長年にわたりチームを支えてきた伊東克明の引退、日本代表としてアジア大会にも出場した上場雄也がつくばユナイテッドから加入、そして外国籍選手がカナダ人センターのスティーブ・ブリンクマンからフランス人アタッカーのゾボレビー・ガブリエルに。
残念だったのは、超攻撃型セッターとして一部で話題を集めた長内貴志の突然の退団。まあ、実際にリーグ戦で使われる可能性は低かったでしょうが、あのツーアタックを狙いまくるスタイルの行く末をぜひとも見届けたかったです。噂レベルで聞いた事情が本当ならば、あまりにも残念過ぎますし…。
何といっても鍵を握るのは、サッカーも含めてFC東京初のユーロ圏選手?であるゾボ。背番号99でラッパーらしい。11月に行われた中央大学との練習試合で、その姿を拝見できました。9月に山形で行われた合宿からチームに合流していたそうで、ほとんど通訳を使わずに日本人の選手たちとコミュニケーションを取ってました。
一方で素人目にもコンディションが良さそうには見えず、不安を覚えたのも確かでして…。大学生の1枚ブロックに完封されたりしてましたからね。あれから1カ月で、どれだけ調子が上がっているでしょうか。
サマーリーグ、国体といった大会で目立っていたのがセンターの木村泰輔。昨季のレギュラーである加賀龍哉、怪我から復帰してきた山本雄史に割って入る可能性は充分にあり。スティーブが抜けて層が薄くなったポジションだけに、健闘が期待されます。
東京は元々、安定した守備が売りのチームでしたが、伊東と野中がいなくなり、実は守備能力の高いアタッカーが少なくなってます。先発が有力視される選手たちのレシーブ力は、決して高いと言えません。サーブで崩され、一気に流れを持っていかれることもありそう。そんな時に守備でリズムを取り戻せそうな選手として、個人的には土屋雄太に注目。
今季も厳しい戦いになることは間違いありません。正直いって不安は昨季以上に大きかったりしますが、選手たちには自信を持って戦いに臨んでもらいたいところ。目標といわれているレギュラーラウンド16勝の達成は恐ろしく困難なミッションですけど、少しでも近付くことができれば。まずは昨季の成績を上回りたいですね。更新を怠りまくっている当ブログですが、バレーボールチームの試合については、観戦したら出来るだけ書いていきたいと思ってます。
ほとんどの東京ファンにとって、今はバレーボールどころじゃないでしょうけど、日曜日にも試合はありますので、少しは気に留めて頂けると幸いです。1月と3月には東京での試合がありますので、都合が合う方は是非とも会場へお越しください。では、宮崎へ行ってきます!