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FC東京などについての戯言。1974年生まれのパラサイトシングル(男)がお送りします。
by y.tokio
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平山の仕事ぶり、そしてナオの意地
 2007Jリーグ第28節 対横浜Fマリノス(ホーム)

平山の仕事ぶり、そしてナオの意地_c0039323_0184844.jpg 家を出た時は、下手をしたら雨が降るかも、とさえ思った空模様でしたが、スタジアムに到着した午後1時ごろには、驚くほどの晴天に。今年、半袖で観戦できる、最後の試合だったかもしれませんね。
 東京は前節の敗戦、そして徳永の出場停止を受けて、固定していたメンバーに変更が。ツートップはルーカスと赤嶺。MFは右にリチェーリ、左にノリオが先発。ボランチは今野と福西。CBは藤山と茂庭。右SBには伊野波を起用。左SBは金沢、GKは塩田。控えにスタメンを外れたナオや栗澤。さらに平山らに加えて、GKの権田が初のベンチ入り。
 試合は後半早々に失点した東京でしたが、途中出場の平山とナオが決めたゴールで2対1の逆転勝利!連勝が止まった次の試合だっただけに、今後のリーグでの戦い方を考えると大きな勝ちでした。
 平山の同点弾は、高い打点のヘッド!フワリと上がったクロスに対し、その場で上にジャンプではなく、しっかりと前に動き出して飛ぶ事ができました。これでリーグ5得点。これまでは試合の大勢に影響のないゴールばかりでしたが、この日はチームを救う貴重な同点弾。期待していた大きな仕事をやってくれました。
平山の仕事ぶり、そしてナオの意地_c0039323_2472776.jpg そしてナオの逆転弾!塩田のフィードに対して横浜のGK榎本が不用意に飛び出したところで、ノリオから送られたパスをトラップで浮かせて…わざと?…ボレー!GKこそいなかったものの、横浜の守備陣を前に、あのシュートを枠に入れたのは素晴らしいの一言。
 後で映像や新聞で確認して印象的だったのが、ゴールを決めたナオの顔。笑顔が身上のナオには珍しく、厳しい表情。試合後のヒーローインタビューでは、喜び以外の感情が入り混じっていたように見えました。色々と悩んでいるようですが、このゴールを浮上の良いきっかけとしてほしいところ。
 そんなナオを押し退けて先発したリチェーリ。ちょっとばかりシュートの精度には難がありましたが、以前と比べれば格段にミスが減り、プレーに安定感が出てきました。それにしても、平山のゴールをアシストする前の場面、ルーカスの大きなサイドチェンジに追いついたときに見せたスピードといったら…。
 一方、左のMFで先発したノリオは、調子自体は戻ってきてますが、あまりにシュートが少なすぎでしょう。特に前半、赤嶺のポストプレーから抜け出した場面は…。多分、本人が一番、分かっているはずですよね。
 守備陣も再三のビッグセーブでチームを救った塩田を中心に、良く守ってくれました。本格的に復調気配の茂庭。最近の試合では、特に奮闘が目立つ金沢。いつもの事ながら、藤山の驚くべき守備範囲の広さに感心。久しぶりのSBに戸惑っていたようにも見えた伊野波でしたが、要所では体を張ってゴールを死守。
平山の仕事ぶり、そしてナオの意地_c0039323_2481639.jpg 鬼門と呼ばれた味スタで2連勝。あの悪名高いピッチも、今や完全に東京の味方となっている感じ。まあ、仮にも国内最高峰のリーグの試合を行うスタジアムの芝が、いつまでもあの状態では困ってしまうわけですが…。
 これで東京は勝ち点38の11位。降格の可能性が全くなくなったわけではありませんが、とりあえずは前向きな目標を設定しても良さそうな感じ。残り6節、全勝してくれるに越した事はないですが、個人的には現状、勝ち点差6の6位新潟あたりを目標に。次節は1週休みをはさんで、アウエーで名古屋戦。
by y.tokio | 2007-10-08 02:49 | FC東京
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