平成19年度 天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会 関東ブロックラウンドの試合結果
天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会 関東ブロックラウンド 1戦目 対深谷高校 2戦目 対Diabro(東京・立川市泉市民体育館)
今年から新設された天皇杯の初戦に臨んだ、我らがFC東京バレーボールチーム。会場となった泉市民体育館は我が家から、モノレールを使えば10分ほど。来年のリーグ戦でも使用されるのは嬉しい限り。アクセスのことだけを考えれば。
20チーム…1チームが棄権…が四つのグループに分かれて、セミファイナルラウンド進出を懸けて、2本先取の3セットマッチで戦う関東ブロックラウンド。広い体育館で三面、狭い体育館で一面の計4面のコートをフルに使って試合を進行。なんだか観客よりも選手の方が多かった気も。
棄権した1チームというのが、東京と同じAグループの産業能率大学。その関係で、
予定よりも大幅に早く試合が始まることに。第一試合の対深谷高校戦が、午前10時に開始。最初のうちは選手も体が起きていなかった感じ。気の入らないプレーも見受けられましたが、とりあえずはストレート勝ち。
そしてAグループの決勝。相手は、順天堂大学を下して勝ち上がって来たDiabro。これは大番狂わせ。バレーボールに関しては無知な私でも、他グループの様子を見れば、関東の大学一部リーグに所属するチームのレベルの高さは分かりましたから。
他の大学に比べて、なぜか順天堂のやる気のなさは際立ってましたねえ。応援に回っていた部員たちが、負けそうなチームを見ている時の緊張感のなさと言ったら…。試合もかなり落ちる面子を使っていたはず。色々と事情があるんでしょうけどね。
そんな順天堂を倒したDiabroは、メンバーのほとんどが30過ぎ。ベテラン揃いのチームらしく、味のある雰囲気を醸し出していました。練習でも試合中も、ダラダラとやっていたかと思うと突然、鋭い動きを見せたり…。セッターの②は、どこかで見たことがあると思ったら、前のチャレンジリーグでは富士通にいた野澤真選手。強烈なスパイクを放っていた④の郷田選手は、ビーチバレーの大会に名前が。
東京は2試合ともストレート勝ちで、セミファイナルラウンド進出が決定。とりあえず阿部篤史の元気な姿、プレー振りが見られたことが何より。気になったのはセンターですかねえ。なかなかブロックが決まらず、速攻も鋭さを欠いているように見えました。この辺りは、昨シーズンからの課題。この日は加賀が欠席。リベロも副将の中谷ではなく、久保田でした。公式戦初出場?
他のグループは東海、早稲田、中央と大学勢が揃って進出。チャレンジリーグのチームを相手に、その強さを見せつけられた結果に。東京も順天堂が本気だったら…。
特に目立っていたのが、東海大学の⑦清水邦広選手。基本的にバレーボールは門外漢の私は知りませんでしたが、
全日本にも選ばれている選手のようで。ツボにはまった時のスパイクの威力たるや、素人目には化け物と言いたくなるほど。
そういえば山内は、東海大学の出身でしたね。阿部が、母校の国際武道大学の関係者と話している姿も見られました。
セミファイナルラウンドの1回戦は12月の上旬。対戦相手は11月に決定とのこと。