2007Jリーグ第31節 対新潟(アウエー)
恐ろしく風が強いビッグスワン周辺。スタジアムの上段では、何か作業一つするのも一苦労。スタンドに囲まれたピッチ上には、それほど風が吹き込まない設計になっているようですが。
東京は金沢の怪我により、ノリオが左SB!また天皇杯初戦でスタメンを外れた赤嶺が、ルーカスとツートップを組みます。ノリオがいた左MFには栗澤。右MFはナオ。ボランチは今野と浅利。CBは藤山と茂庭。右SBは徳永で、GKは塩田。控えには平山やリチェーリ、信男ら。森村も2度目のベンチ入り。
試合は前半にナオのゴールで先制したものの後半、ミスからのカウンター、PKをエジミウソンに決められ、1対2の逆転負け。これで昨年から新潟相手に4連敗となりました…。
全体的には完全に新潟ペースだったと思いますし、内容に納得も満足もしているわけではなく、素人目にも嫌になるほど修正点が目に付きました。ただ久しぶりに「東京の試合を見た」というのが極個人的な感想。どちらかといえば良い意味で。どこが、と聞かれると、何となくなんですが(笑) 全体的にナオが元気だったからでしょうか。
とにかくエジミウソンの対応に苦しんだ印象。クサビのボールをほとんど潰せず。あれだけしっかりと起点が出来れば、後ろの選手は飛び出しやすいですよねえ。一方の東京は、なかなか中でタメを作れず。足元へのパスが多いために読まれやすく、プレスの餌食になってしまいましたかね。
エジミウソンにやられ放題になりながらもCBの2人は、ギリギリで踏ん張ってくれたとは思いました。PKを取られた場面は、茂庭なら止めてほしかったところですけどね。
半歩先に出ていたなら。塩田は素晴らしいセーブを連発でした。
徳永は1失点目を誘発したパスミスを犯した上、守備の軽さも目立ちました。飄々とした雰囲気を漂わせる選手なんで、やる気がないと見られてしまいがちですが、疲れもあるのかもしれません。攻撃では良い展開もあったんですけどね。
ノリオはSBのやり方を忘れてしまったかのような…。ポジショニングなんかが下手なのは仕方ないんですけど、もっと粘り強い守備を!そして攻め上がった時には、もっとボールを要求する声なり、しぐさなりが必要ではないかと。ゴール前でルーカスの後ろを走っていっても、全く無視されてましたし…。今後も当ブログは、懲りずに左SBのノリオを押していきます!
攻撃は栗澤が中盤に入ったことで、ボールの回りは多少、改善されたように思いました。単調だったとはいえ、それなりに意図のある攻撃が見られたかと。今野も頑張って、ゲームを組み立てようという姿勢が見られました。梶山なり憂太なり福西なりが戻れば、もう少し効果的な攻撃も増える、と期待したいところ。
次節は優勝争い真っ只中のガンバが相手。安田が怪我した以外、ほぼベストでくる模様。五輪予選出場停止の家長に活躍されたら、相当に納得がいきません(笑)
東京は金沢が一応、戻ってきてくれる予定ですが、平山と伊野波は五輪予選でベトナムへ。空いた枠に入るのは?小澤あたりを入れたら、かなり盛りあがるんですけどね。
この遠征で唯一、新潟ならではの話題は、噂の「たれカツ丼」を食べたこと。
新潟駅南口、ドンキホーテの2階にある「かつ丼 政家」にて。期待以上の味でした。意外にサッパリと食べられるんで、二段盛りでも充分にいけそう。