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FC東京などについての戯言。1974年生まれのパラサイトシングル(男)がお送りします。
by y.tokio
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前向きな悔しさ
 2007Jリーグ第32節 対ガンバ大阪(ホーム)

前向きな悔しさ_c0039323_0191551.jpg 訳あって、いつもと違う荷物を持ってスタジアムへ行ったのですが、おかげで年間チケットを家に忘れまして…。仕方なく当日券を購入。SOCIOになっているとチケット代に鈍感になってしまうところがありますが、改めて買ってみると自由席2500円、決して安くはないですよねえ。一般の人を気軽に誘うなら、やっぱり2000円は切りたいところかと。
 東京は赤嶺が怪我で離脱、ナオが偏頭痛で出場回避。さらに平山と伊野波は五輪予選。結果、森村と池上がリーグ戦で初先発。森村は原さんに言わせると、トップ下というより、ルーカスとのツートップ気味とのこと。池上は今野とともにボランチで出場。MFは右に栗澤、左にノリオ。CBは藤山と茂庭。右SBは徳永、左SBは金沢。GKは塩田。控えには憂太と梶山が復帰!さらに阿部伸行もベンチ入り。
 試合は1対1のドロー。相手は優勝争い中のガンバで、しかも東京は後半、茂庭がレッドを食らって退場。10人となってから追いついてのドローですから、悪くない結果ではあります。でも正直、勝てましたねえ。勝ちたかったですねえ…。
前向きな悔しさ_c0039323_232578.jpg 注目の池上と森村は、悪くなかった…いや、良かったと言っちゃいましょうか。2人とも豊富な運動量で、チームに活気をもたらしてくれました。特に池上は、空いたスペースに走りこんで好機を演出するなど、今後に期待を持たせる出来でした。先代の⑯に負けないぐらい、愛される選手になってほしいです。
 森村は頑張ってましたが、持ち味を出せたとは言い難いですかねえ。彼には、もっと「上」があると信じているので。セットプレーを蹴るぐらいの自己主張を見たかったところ。
 そして怪我明けの憂太と梶山が途中出場。梶山は悪い形でボールを失い、茂庭の退場を誘発してしまいましたが、時間が経つごとに体が慣れていったようで。梶山らしい、驚異のキープ力も見られました。本領発揮とまではいかなかったように思いますが、何しろ骨折していたわけで、普通にプレーしているだけでも…。
 一方の憂太は、ついに輝きを取り戻したか、と感じてしまうほどのプレー振り。やっぱりトップ下に憂太がいると、ワクワクします。東京ファンの多くが1年間、コンスタントに良いプレーを維持できる憂太を見たいと思っているはず。
 そんな憂太の、受ける金沢の不意も突く(笑)パスを起点に生まれたゴール。金沢が無理やり体を反転して繋いだボールに、公称170cmの栗澤がヘディングで競り勝ち、ルーカスがゴラッソなボレーシュート!それぞれが瞬間で繰り出した最高のプレーが一つになった、素晴らしいゴールでした。
 1トップにして中盤の選手が増えたためか、ボールをゴールの近くまで運ぶ展開は、全体を通じて…特に憂太が入ってから…悪くなかったかと。ただ、ペナルティーエリアの中に入りこむ人数が足りないため、相手を怖がらせるところまではいきませんでしたかね。中盤の選手たちがボールを捌いた後、積極的にペナルティーエリアの中へ走りこむ意識が高まると良いのですが。右サイドから入ったボールに対し、左にいたノリオがニアに走りこんだ場面。あのような攻撃を増やしてもらえると…。
前向きな悔しさ_c0039323_24044.jpg 10人になったとはいえ、ガンバも味スタのピッチにやられたのか、数的不利を感じさせることもなかっただけに、是非とも勝利がほしかった試合。試合後は悔しさと前向きな気持ちが入り混じった感じでした。
 今野は積極的に試合を組み立てようとしているように見えました。塩田は相変わらず素晴らしい!そして、やっぱり藤山と大型外国人FWのマッチアップは燃えますねえ。
 次節は残留争い真っ只中の大宮が相手。いわゆるモチベーションは比べるべくもなく、加えて今野と茂庭が出場停止。厳しい条件が多い試合ですが、ホーム最終戦ですからねえ。色々な発表もあるようですし、良い形で締めくくりたいところです。
by y.tokio | 2007-11-21 00:38 | FC東京
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