今野残留(トーチュウ)
今野の残留が決定した模様。素直に嬉しいですね。正直、移籍騒動の中、ネット上で見受けられた「駄目な東京」「頑張っていた今野」「今野が愛想を尽かしても仕方がない」「でも残ってくれた!ありがとう!」「そんな今野に、チームは報いるべき」というような論調には、うんざりしましたが。
今野にも東京不振の責任があるに決まっているわけで、そんなことは本人が一番分かっているはず。今野にとって浦和やガンバに移籍することは、自らの「負けを認める」ことだったと思います。「負けを認める」というのは、今野の成長のためには決して悪くない事。今回の決断が、果たして彼のサッカー人生にとって、吉と出るか凶と出るか…。私には分かりません。
東京のため、今野に残ってほしいとは、思いませんでした。もちろん、日本代表クラスのボランチが欠けて、戦力的に痛くないわけがないです。それでも東京には、梶山だって浅利だって池上だって伊野波だって、場合によっては藤山、金沢だって、そして新人の下田だっています。東京の将来に対して、不安はあっても悲壮感はありません。今野がいなくなったとしても。でも今野と一緒に強くなりたいとも思います。
国内の移籍は消滅しましたが、夏ごろには欧州からの誘惑がないとは言い切れません。まあ、先のことを心配してもしょうがないでしょう。とりあえず2008年もよろしくキャプテン!