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FC東京などについての戯言。1974年生まれのパラサイトシングル(男)がお送りします。
by y.tokio
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チャレンジリーグの厳しさ…
 2007/08 V・チャレンジリーグ 第3週(東京・江戸川区スポーツセンター)1日目 対警視庁  2日目 対富士通

 チャレンジリーグ男子 試合結果(Vリーグ)   勝敗表(Vリーグ)

チャレンジリーグの厳しさ…_c0039323_422753.jpg V・チャレンジリーグの江戸川大会。我らがFC東京は、ここまで全勝だった警視庁、全敗だった富士通と対戦。東京開催と警視庁の組み合わせで楽しみなのが、ピーポ君の登場。客席の前線に陣取ったところ、観戦の邪魔になることに気付き、気恥ずかしそうに後ろへ下がっていくという、ちょっとしたコントも披露(笑)
 試合は警視庁にストレート、富士通にはフルセットの末に勝利。ついにセットを失いましたが、全勝と首位はキープ。警視庁は緑教員にも負けて2敗。富士通は今季初勝利をあげることができず。
チャレンジリーグの厳しさ…_c0039323_425798.jpg とにかく富士通戦に関しては3セット目以降、冷や冷やドキドキどころか、恥ずかしながら東京が勝つ姿を思い浮かべることができないほど、弱気になってしまうほど、相手に主導権を握られっ放しの展開。あの試合を勝った選手たちの精神力というか、勝負強さ…というか勝負運の強さ…には感服しましたよ。リーグ戦だけを考えれば、この勝利は非常に大きいはず。
 富士通戦では流れを変えるためか…途中までは、若手を試すという意味合いが強かったんでしょうけど…登録されたメンバーをフル活用。橋場や高取のプレーが数多く見られたのは、嬉しかったりもしたんですが、当然ながら試合中は、楽しめるような雰囲気じゃありませんでした。
 結果的にはストレートで勝った警視庁戦でも気になりましたが、とにかく東京のスパイクがブロックを突破できる回数が少ない印象。素人目にも読まれまくっていたように感じた山内のトスワーク、勝負所で決めきれないアタッカー陣にも問題があるのかもしれません。特に阿部は途中、冷静さを欠いた上、弱気になって二段トスを打たない場面も。ファンの多くは「阿部で駄目なら諦める」ぐらいの気持ちがあるはず。自信を持って勝負を!
 でも、個人的に最も気になったのは、センター陣…特に加賀…の速攻。以前から気になってはいるわけですけど。高さも速さも威力も精度も安定感も、どれをとっても物足りないんですよねえ。セッターとのタイミングが合っていないのか、打つ側に問題があるのか、素人には分からないのですが、相手チームの脅威になっていません。その結果、セッターの山内が速攻を使い辛くなり、攻撃が単調に。相手に読まれやすくなったスパイクは、次々とブロックの餌食に。焦れば焦るほど、アタッカーのミスは増え…と、チーム全体が悪循環に陥っていったように見えました。次の試合までに修正できる課題ではないように思いますが、このままだと今後のリーグ戦は苦戦必至。超短期的応急処置としては、益永をセンターに戻す、なんて奇策も…ありえませんか、これは。
 そんな状況でも勝てたのは、東京の売りの一つである粘り強い守備があったから。特にリベロ中谷のパフォーマンスは素晴らしいの一言。まさに「俺らの宏大」と呼ぶに相応しい活躍!追い詰められたチームに、スーパーレシーブで何度も勇気をもたらしてくれました。
 まあ、東京が褒められたような出来ではなかったのは事実でしょう。一方で富士通が素晴らしいバレーを展開していたのも事実。警視庁戦も、一歩間違えていれば、ストレート負けを食らってもおかしくない試合でした。
 昨シーズンは1敗のみ、そして今シーズンも、ここまで全勝の東京。記録の数字だけを眺めていれば、随分と強いように見えるかもしれません。でも素人の率直な感想としては、選手の質自体は、他のチームと比べて、それほど恵まれているようには思えないんですよね。プレミアリーグのチームと対戦した時に感じる、力の差と比べれば。
チャレンジリーグの厳しさ…_c0039323_432747.jpg それなりに東京が勝ち続けられるのは多分、チャレンジリーグの他チームよりは…あくまで比較的…環境が整っていることで、良い練習ができているからではないか、と想像してます。そして、その差は確実に埋まってきているようにも感じます。改めて、このリーグを勝ち抜くことの厳しさを実感しました。チャレンジマッチのことばかり考えていたら、簡単に足をすくわれてしまうでしょう。自信を持つ事は大切ですが、過信にはならないようにしたいところです。
 次は大同特殊鋼と早くも二度目の対戦。そして緑教員との首位決戦にして東京ダービー!東京ファンの皆さん、是非とも当日は東京体育館へ!
by y.tokio | 2008-01-30 04:04 | FC東京バレーボール
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